日本の裏カジノでは警察による摘発の恐れがあるために、カジノ店としての営業がいつまで出来るのかは定かではない。
今日新しいカジノ店がオープンしても、1ヶ月後もちゃんと営業できているかの保証がない。いつカジノ店が閉まってもおかしくはない。
そのため、本来は、きちんと支払われるはずの月給制での給与が貰えなくなる可能性がある。
1ヶ月間働いて、50万前後貰えるはずの給与が、赤字経営でカジノ店が突然閉まってしまった場合、アテにしていたお金が入ってこなくなるのだ。 これには、死活問題になる人たちも多く、とても困ることなのだが、だからといって公の場に公表することはできない。
こういった問題が、2000年前後から出てきたため、ディーラーをしている人たちが安心して給与をもらえるように、日給制の日払いでの支払い条件のカジノ店が増えてきたのだ。
日本の裏カジノでは、長いカジノ店舗でも2年ほどで場所を変えて営業し、短いところでは半年で閉店というところも少なくない。お店が順調にいけば良いが、赤字経営で資金不足となって、すぐに閉店してしまうカジノ店もある。
すぐに閉まるということは、ディーラーとしての就職先がなくなるため、新たに働くカジノ店を、同じ業界の友人を通して探さなくてはならないのだ。その間、1ヶ月以上も仕事が決まらないこともあり、ヘルプ扱いで転々とカジノ店を廻りながら日払での給与をもらいながらつなげていくのである。
この日払では、時給計算してくれるところと、1日いくらと決まった金額でくれるところがある。時給での計算の場合には2,000円程度が基本になり、その人の経歴や紹介してくれた人の力によって金額が変わってくる。
日本の裏カジノ店では、一つの店舗に長く勤めていれば、その店のオーナーにも気に入られそれなりのポジションになってくる。それなりのポジションの人の紹介であれば、待遇がよくしてくれることが多い。
日給の日払では1日2万円が妥当なところだが、良いポジションで入ったおかげで、1日3万円という店舗もあった。
そのカジノ店では、それに見合った働きができたため、オーナーにも気に入られ信頼されたので、その後には単発のヘルプとして、1日10万とか20万とか、すごく良い時には3桁の限定的な仕事でもらったこともあった。
この1日に多額な金額をもらうには普通のディーラーとしてでは絶対に実現できない。誰でもが簡単にいけるところではない。日本の裏カジノ界を極めてきた自分だからこそ、この領域へたどり着くことができたのだ。。。