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【穴】本場ラスベガスカジノディーラー生活:プロディーラーダイス物語

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寿司屋で働いている時に、声をかけてきたお客さんは大手カジノホテルのお偉いさん。名前はミスターJimと言った。

「まさか?」と思いながらも、心の中で期待しながらミスターJimに電話をする事にした。ミスターJimは僕の事を覚えていてくれた。

カジノはホテル部門とカジノ部門に分かれていて、ミスターJimはホテル部門の偉いさんだった。そしてカジノ部門のマネージャーに友人がいるので、今ディーラーの募集があるか聞いてあげると、電話でいわれ返事を待つ事になる。

ミスターJim:「ダイス、今からオーディションに来れるか?」

20分後。ミスターJimから電話があった。ラスベガスのカジノでディーラーとして働くには、このオーディションと言うのをパスしないといけない。白いカッターシャツに黒いパンツ姿。少し緊張しながら指定されたオーディション会場へと向かう。

実際ゲームが行われているテーブルに入り、本物のお客さんにカードを配ったり、ルーレットディーラーをして、後ろで見張っているピットボスに見せるのだ。

本来15分から30分ぐらいかかるのだが、僕の場合2、3分で終わった。「これは駄目だったのか?」と最初はヒヤリしたが、あとから思えば紹介で来ているので、形だけのオーディションだったのだと思う。

まあ、シャッフルを見たり、ルーレットの手さばきを見れば、ある程度のレベルは瞬時に分かると思うが、、、

と、こんな感じであっさりオーディションが終わり、そのままカジノマネージャーの部屋に呼ばれた。そこには大柄の白人カジノマネージャーが座っていて、簡単な挨拶と少しだけ話をした。

白人カジノマネージャー:「君はディーラーは出来そうだが、英語力の問題が少しあるね。」

こう言われた時は、終わったと思ったが、そのあと、But…と続けて・・・

白人カジノマネージャー:「君はミスターJimの紹介だからチャンスを上げるから頑張ってみろ!」

最終的には雇ってやると、カジノマネージャーから言われたのだ。こうしてドキドキのオーディションと面接は終わった。

最後にはドラックテストと言うのがあり、髪の毛を切って検査、尿検査の2種類。これも特に問題なくパスして、ついに念願のラスベガスの中でのゴールデンストリート。ストリップのカジノディーラーとしてのデビューの日を迎える事になる。

初出勤の日の事は今でも覚えている。出勤時間の2時間前にホテルに到着しあちこち中を観察、全ての規模の大きさにOMG(oh my god)の連発だった。

社員食堂も200人ぐらい入れる大きさだったり、ユニフォームを洗濯してくれる場所も普通のクリーニング屋よりも遥かに大きかったり。さすがに客室が4,000室ある大型ホテル&カジノの規模を内側から見たときは驚きの連発だった。

出勤仕事前に簡単なミーティングをして、いざテーブルに向かった。初めて付いたテーブルはブラックジャック。この時は緊張する事も無く、お客さんとも会話しながら楽しく場面をさばき、問題なく終わる事が出来た。

21歳の時に旅行者として遊びに来たラスベガス。まさかココでカジノディーラーが出来るとは、あの時思っても見なかったので、なんだか不思議な感じだった。

こうして僕は、ラスベガスでのカジノディーラー&寿司シェフと、2つの仕事を掛け持ちしながら楽しいラスベガス生活を送る事になった。

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