先物取引というとどんな商品が取り引きされているのかご存知だろうか?
先物取引市場では実に様々な商品が取り引きされている。
では実際にどのような商品が先物市場において取引されているのか?
■商品先物取引
商品先物取引というのは、「商品」を扱う取引になる。
農作物(米、大豆、コーン)、金属(貴金属、非鉄金属)、資源(原油や石炭)まで幅広い商品がある。
一般的には先物取引といえばこの「商品先物取引」を想像される方が多いのかと思う。
■債券先物取引
債券の先物取引になる。
日本では昭和60年に東京証券取引所で開始されて、債券価格を決める上でのとても重要な指標となっている。
東京証券取引所では、実際に発行されている「債券そのもの」ではなく、標準物と呼ばれる架空の債券が取引対象となっている。
架空の債券とすることで、個別銘柄の属性を無視することができ、価格の継続性を維持できるという長所がある。
これは海外の債券先物取引でも一般的となっているのだ。
■株価指数先物取引
株価指数先物取引は「株価指数」を取引する取引になっている。
株価指数というのは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)のような複数の株価の平均をだしたものになっている。
この指数を取引するのが株価指数先物取引なのだ。
代表的なものとしてオレが取引している「日経平均株価(NIKKEI225)」、「日経平均株価300」、「日経225mini」がある。
また、海外の株価指数ナスダック、ダウ工業平均なども取引することができる。
現在オレが行っているのが日経平均価格を売買する日経225先物取引。
この取引を行っているのが大阪証券取引所で、上場されている上位225社の平均価格になるのだが、株価指数そのものの合計を225社で割っている訳ではない。
自分で取引するには証券会社の取引口座を開設して、インターネット上からログインし売買の注文を出すだけなので海外からでも簡単に作業ができるのだ。。。