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【穴】サラリーマン時代とは違うやる気に満ち溢れたバンコク旅行

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2003年と言えば、僕がまだ26歳の頃。勤務していた玩具会社の転勤で、香港に移住。

会社で受けさせられた 僕のTOEICテストの点数は265点・・・。「ナイストミートユー」をガクガク震えながらお話するのが精一杯だった。

香港のボス:「6ヶ月以内に英語喋れなかったら日本に戻ってもらうから!」

・・・ということで、海外研修期間として、家族を香港に呼ぶ前に、しばらく家族を日本に残す形で、香港の会社の寮に住むことになった。

その時、寮の同居人だったのが、僕の直の上司だった、タイ人のミスターウィッシェンだった。

フルネームは、ウィッシェンバングラボングサ・・・とアルファベットで書くのだが、どうやって発音するのかは良くわからない。本人もフルネームで自分のことを自己紹介することは無い。「ウィッシェンさん」といつも呼んでいた。

ミスターウィッシェンは、タイの、日本で言う「東京大学」のような学校を卒業していることもあり、記憶力を中心に頭がよかった。

顔は一見すると、タイマフィアのように物凄く怖いのだが、喋るとトーンの高い可愛い声で話すのが、チャームポイントで心優しい。とても綺麗好きで、寮をいつも綺麗に掃除して、いつも自炊をしていた。

香港に転勤と言っても、香港市場の営業&マーケティングだけを行うのではなく、香港市場を中心に、アジア各国を周りながら玩具の販売活動を行う。タイも担当国の1つだった。

僕がタイバンコクに初めて訪れたのは、ミスターウィッシェンから、タイ市場の担当を引き継ぐため。香港に転勤する前の僕は、日本以外のアジアを知らなかった。

それまで海外というもの・・・特にアジアにはまったく興味が無かった。

「英語や中国語なんか必要ない。日本語さえ喋れれば!」

・・・と言っていたし。プライベート旅行でもアジアには行ったことが無い。

つまり、香港は転勤の時が初めて。タイも、ミスターウィッシェンと訪れた、担当引き継ぎの出張が、はじめてのタイ旅行だったわけだ。

タイ王国の首都バンコク、人口約800万人の都市。都市圏人口は、約1,500万人を超える世界有数の東南アジア屈指の大都市圏。

バンコクの儀式的名称が、クルンテープマハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーアユタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラットラーチャターニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピーマンアワターンサティット・サッカタットティヤウィッサヌカムプラシット・・・と呼ぶと聴いて、驚かされたが、それ以上に、イミグレ(入国管理局)のパスポートチェックのところに、

「ブッダを冒涜するのは違法。ブッダの頭の人形を持ち出したり、ブッダの頭の入れ墨は法の下で罰せられる。」

・・・というようなことが書かれてあるのには驚かされた。

実際にバンコクに入り、ホテルに入った時から、みんながみんな、「サワディーカー!」と両手を合わせて、お辞儀をしてくる。

国が変われば、文化も常識が変わるとは聴いていたが、これほどまでに違うのか・・・というのが素直な感想だった。

タイバンコクには、その後、僕が香港から中国本土に異動になるまで、毎月1、2回入り、現地の販売代理店と一緒に、玩具を販売し続けた。

あのころの出張とは違うバンコク旅行

2017年2月・・・いつの間にか、あれから14年が経過している。

当時26歳だった僕も、いつの間にか40歳になっている。マレーシアジョホールバルの自宅から、片道220RMの送迎車に乗って陸路で、シンガポールチャンギ国際空港へ。香港Citibankのクレジットカードで溜めたマイルで予約した、シンガポール航空に乗って、タイバンコクに向かう。

シンガポールから、タイバンコクまでは、飛行機に乗って片道約2時間半。

TWGのアールグレイティーを飲みながら、サラリーマン時代の、思ひ出に浸っていた。

けれども、僕は決して、当時に戻りたいわけではない。なぜなら、あの頃は「しなければならない」営業成績の達成へのプレッシャーが背後にある状態で、仕事としてバンコクに行っていた。

どちらかと言うと、「行くの疲れるな・・・」的な気持ちがあった。人間誰しも、「しなければならない」ことには、モチベーションというものは沸き立たないのである。

けれども、今回のバンコク行きは違う。

非常に楽しみで、ワクワクドキドキの状態。バンコクに行きたくて行っている状態。なぜならば、今回僕がタイバンコクに行く目的は、当時のように、会社のための「しなければならない」商談でも仕事でもない。

「情報時空」を共有できる、仲間たちとバンコクに集結して、熱く語り合うことが目的。さらには、北野会長がバンコクに降臨。バンコクで開催されるのは、待ちに待った毎月一度の、「地下ソサエティ」の謁見宴(ディナー)。

謁見宴(ディナー)では、普段僕たちが、人生の中で到底お会いできないであろう御方。45年間ただの一度も飛ばされたことなく、大富豪へと一代で昇られた御方。

北野会長と、酒を酌み交わしながら、直接教えて頂き、勉強させて頂く貴重な機会。

モチベーションというものは、自分で無理やり高めようとしなくても、次から次へと勝手に沸き立つのである。全身にやる気が満ち溢れた状態で、バンコクのスワンナプーム国際空港に到着。

Uberを呼んで、バンコク市内へと向かった。

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