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【穴】新人カジノディーラーが驚く「サバ」で勝負に挑もうとするお客さん

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裏カジノ界でディーラーをしているといろいろなお客さんが日替わりでくるため、新人ディーラーにとっては都度、「世の中にはこんな世界があったのか?と驚きがあることだろう。

裏カジノに足を運ぶどのお客さんも基本、「お金」を儲けることを目的としており、そのために数万円、数十万円を勝負をしている。

どのお客さんも万単位でのやり取りを基本としているため、千円札でお買い上げをする人は殆どいなく、オレたちはこの千円札を「サバ」と呼んでいる。

魚の鯖(サバ)の色に似ていることから、1,000円札は「サバ」と呼ばれているが、最後の最後にはこのなけなしの「サバ」を出して、勝利への望みを繋ごうとしているお客さんを見るが、結局、勝負に敗れ、すべてのお金を失って帰る。

特に、新人ディーラーが入る、ミニマムベッドが低いテーブルには、一日中席を離れないお客さんがいる。

勝っていれば素直に帰れたのだろうが、元金が減っている、負けているから帰宅ができないでいるのだ。

負けを確定することを嫌い、勝つまで諦めないという精神は素晴らしいモノが、少ない元金になったことにより、毎ゲームの参加はできず、「ここだ!」という時だけのBETで首の皮を繋いでいるのだ。

罫線をつけながら次はどっちだと予想をするのだが、勝つ自信が大きくならないとBETにはいたらない。

独り言のようにブツブツと「あーだ、こーだ」唱えているが、場面を仕切るディーラーにとってウザいことにかわりはない。

このお客案を観察してみると、目がウツロになっており脂汗が浮き出ている。

もう半日以上もこの場所からは馴れずに、わずかなチップを握りしめて鉄板を待つ。

鉄板とは次の勝負が鉄板のように固いくらい「こっちだ!」と言い切れるときに使う。

場面中、このお客さんがトイレにいって戻ってきたときのことだが、新人ディーラーには驚いたことがあった。

トイレに向かう時にはもうフラフラな感じでちょっとヤバそうな感じだったのが、戻ってくるとやけにスッキリとした表情で目に力を感じさせていること。足取りも軽快で軽く、別人のように感じてしまうぐらい。

元気が戻ったこのお客さんはトイレで何があったのか気になるところだ。場面からでてきた新人ディーラーに、トイレの中で元気になる薬物を注入してきたことをオレたちが教えてあげた。

あいつは「ポンチュウ」で有名な客だよ。

店に来る時は元気で入ってきて最初は張り越しも良いのだが、次第に負けてくるようになると、ブツブツとお経を唱えるようになり、長い間食事もとらずにゲームに集中していく。

嫌な汗をかいて有り金を使い果たし、最後には必ず「サバ」を出して望みをかけるがあえなく撃沈。

帰り際には「オレは○○十万も使ったんだがら足代をくれ!」と悲鳴をあげながら「サバ」を請求して帰っていくのだ。。。

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