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【穴】ラスベガスでカジノディーラーになるためのディーラーオーディション

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ラスベガスでカジノディーラーになるために、人生初のカジノディーラーオーディションだ。ついに人生初のオーディションの日がやってきた。

場所はBarbary Coast Casino(今はBill’s Gamblin Hall)。小さめのカジノだが、ストリップのど真ん中にあるカジノ。

ラスベガスのカジノディーラーのオーディションというのは、たいていどこのカジノも白いワイシャツに黒いパンツをはいて行くのが普通だ。

とにかく全てが初めての僕は、ディーラーズスクール『Nick Kallos’ casino gaming school』で知り合った先輩日本人ディーラーのjoeさんに、ディーラーオーディションを受ける際の、色々と細かい注意点を教えてもらった。

基本的にはディーラーズスクール『Nick Kallos’ casino gaming school』で習った事だが、カジノでのディーラーオーディションというのは本物のお金、本物のプレーヤーを相手にして行われるので、間違いは許されない。

間違った瞬間オーディションはストップされると思っていていい。「一番注意するのはプレッシャーに負けない事!」そう教えてもらった。

joeさんはすでにヒルトンホテルでディーラーをしていたので、このアドバイスはかなり説得力のあるものだった。

頭の中では一通り整理出来た僕は、オーディションの時間より1時間くらい前にCasinoに到着していた。

車の中で待っていたのだが、なぜかじっとしてられなくなり車から降りてカジノフロアーをウロウロしていた。

今思うと緊張度がどんどん増して行っていたせいか、挙動不審だったと思う。トイレに何回も行き、手からは止まらない汗を何度も洗い、落ち着こうとして待っていた。

そうこうしているうちについに時間が来てしまい、指定された場所に行き名前をファイルに記入してピットボスのいるカジノフロアーに向かった。

この時のカジノの雰囲気というのは僕にとって、普段のカジノと全く違う雰囲気に見え、いつもは楽しい場所のはずのカジノが極度の緊張のせいで周りを見る余裕もなかった。

そしてピットボスの所に行って簡単な自己紹介をするのだが、このピットボスは僕が緊張しているのにすぐ気がついたみたいで、色々リラックスさせようとしてくれるいい感じのおじさんピットボスだった。

簡単にオーディションの説明をし、時々冗談をいいながら時間はどんどん進んでいった。今回のオーディションはルーレットとブラックジャック。

少し不安なところはブラックジャックのピッチングのみで、ルーレットはかなり自信があった。ピッチングは緊張していなければ特に問題ないのだが、初めてのオーディションという事で不安があった。

ついに始まる。ピットボスからまずはルーレットテーブルに行くように指示された。

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