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【穴】ラスベガスカジノディーラーとして働くことの厳しい現実

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ラスベガスでプロのカジノディーラーになるために、『Nick Kallos’ casino gaming school』を無事に卒業したのはいいが。

ここから実際に、ラスベガスのカジノで仕事を手にするまで、僕には厳しい現実が待っていた。

若くてかわいい女の子の新人ディーラーなど。ニックが口を聞いてくれてすぐに仕事をもらえるラッキーな人もいたのだが、僕には全くそういった話は入って来なかった。

ラスベガスでも感じたが、やっぱりかわいい女の子は明らかに楽をして仕事がもらえる。

間違いなく実力によるものではない。これはどこの世界にも良くある事なのだなーと、またも再確認した。

で、自力で仕事を探すしかない僕は、これからほぼ全部のカジノを回る事になった。

ラスベガスでカジノディーラーにつくまでの流れは、まずは最初「ブレークインカジノ」と言って、初心者でも雇ってくれるカジノ、要するにMGMとかBellagioなどと言う超有名大型カジノではなく、普通の日本人は絶対知らないような名前のカジノで、しかも少し町から離れたところにあるかなりしょぼいカジノの事を言う。

普通はこういうボロいカジノを点々としながら、少しずつディーラーとして働くカジノのレベルを上げて行って、2、3年ぐらいしてだんだんとストリップにある大型カジノに移動して行くのである。

そんな事は分かっていたのだが、「僕は行けるだろう!」と勝手に思い込み、いきなり飛び込みで大型カジノに向かった。僕が始めて行ったカジノは、「New York New York」だった。

ダイス「仕事を探しているんだけど・・・」

ピットボスに聞いたのだが、全く相手にされず、まずは人事課に行って申込書を書いて、オーディション(実践テスト)の日にちを待ちなさいと言われる。

言われるがまま人事課に行って申込書に自分のインフォメーションを色々書いただが、いくら待っても何の連絡も無い。

大型カジノの場合は直接ピットボスと話すのではなく、インターネットか人事課で申込書を書き、それでオーディションの日を待ち、連絡があれば白いシャツと黒いズボンをはいてオーディションに行き、お客さんのいるテーブルに入ってディーラーをして見せる。

大丈夫であれば次にドラックテストがあり、それもパスするとようやく仕事がもらえるというシステムになっている。

ストリップにある大型カジノはほぼ行ったのですが、どこからも連絡は一切来る事はなかった。

僕につきつけられた現実。「思っていたよりラスベガスの仕事探しが難しい・・・」という事だった。

ディーラーズスクール『Nick Kallos’ casino gaming school』を卒業して1ヶ月以上経っていたが、1回もオーディションを受ける事は出来なかったのだ。

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