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【穴】プロカジノディーラーとして最後の大使館裏カジノ店舗への思い

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オレのプロカジノディーラーとしての、裏カジノ店舗最後の店は赤坂の大使館裏カジノ。。。

マレーシア・ペナン島への移住を決めてから家の売却が決まり、荷物を整理しながらのオープンを迎えた赤坂の大使館系裏カジノ店舗。

この店舗には「バカラ」だけではなく、店舗にとってとても活気があるように見える「ルーレット」も用意されている。

しかも、すべて新品で揃えたテーブルと、豪華な革張りの椅子にチップ、そして、それぞれの知り合いから集められた従業員たち。

可愛いウェイトレスも数名いて、裏カジノらしい雰囲気が作られている。

内装にも備品にも、もちろんこの大使館裏カジノを開けるために、多額の費用をつぎ込んでのオープンとなった。

オープン初日には声をかけているお客さんが集まり、この店の主役となるVIPも、数名来店して賑わいをみせていた。

方々から集まった従業員のオレたちは、まだまだ、まとまりがなくて、いくつかのグループで固まっており、店長がしっかり者ではないためバラバラな動きで統一感がまったくない。

それでも場面に入いるディーラーとなれば、しっかりと仕事をこなして数字を残すので、売上的には裏カジノらしい数字が残る。

VIPがキッチリと負けてくれることで、この店舗の意気が長くなり、オーナーのお金をかけた甲斐があるといえるだろう。

最初の数ヶ月でかかった費用を回収し、その後の数ヶ月で大きなお金にしていくのが裏カジノ界の流れなので、この店舗もうまく流れに乗れるようにオレも全力で力を入れている。

今まで培ってきた裏カジノでの知識と経験を元に、最後の店舗となるこの店には末永く営業を続けてほしいと考えていた。オレは数日後にはマレーシア・ペナン島へいくが、ココに残っている者たちには良い思いをしてもらいたい。

この時点で約15年近く、この業界に携わっているが、年々従業員の賃金は安くなり、摘発された時の処分も重くなってきて、裏カジノ界の美味しいと言われていた旨味が薄れている。

オレは良い時代を経験して様々遊び尽くしてきたが、誰もが同じようにその領域へ辿り着ける訳ではない。

この大使館裏カジノ店舗には、10年以上この業界で生きてきたきた漢たちも数名いるが、未熟な青年もいたので、オレが彼らに残せるモノをこの最後の店舗に捧げることを決意した。

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