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【穴】ギャンブル「女神様」と出会ったことで無借金カジノディーラーに転換

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横生の老舗裏カジノの先輩がいる六本木の裏カジノ店舗での「女神様」との出会いから、オレの借金生活にピリオドがうたれた。

高校時代から作った借金が、裏カジノ界に入りようやくマイナスからプラスへとなったのだ。

借金のピークが700万円ほどまで膨らんでいたが、この業界での金まわりの良さと、何と言っても決めては「女神様」との他店での博打が功を奏して、借金できるカードをすべてパチンと折り二度と使用できないように捨てることができた。

裏カジノ界勤務歴が3年ほどが過ぎた辺りで、腕前も給与もいっちょまえになって借金もきれいに返済でき、オレのカジノ人生は順調に進んでいた。

この店舗にはカジノ界ではそこそこ有名どころが多く来店していたこともあり、店の売上げも大きくなりオレの時給も2,500円を越えて手持ちのお金も増えていく。

「女神様」との博打も負けることはあったが金額が小さくて済み、勝つ時が大きいため減ることはなく増えていく。

オレはこんなに勝負が強かったとのだと勘違いを起こすようになり、地元での博打に精をだしていた。

おバカなオレは当然のようにオレの実力だけでも勝ち上がれると思っていたが、「女神様」がいないと勝つ時と負ける額が入れ替わってしまう。

負けが大きく勝ちが少ないため一人での勝率はほぼ負けとなっていた。

私生活での博打も楽しくて仕方がないのだが、「女神様」と過ごす博打以外の時間もたまらなく良い。付き合っている訳ではないがよく二人で食事や酒、カラオケといった遊びに行っていた。

この店舗では日が経つのが早く感じていたが10ヶ月ほど経った頃、そろそろ閉店という話が出始めていた。警察による摘発の恐れが濃厚になってきたこともあり、移転して新たな店舗を準備し始めていく。

場所は同じ六本木だが、現在は「東京ミッドタウン」というオシャレなところになっているが、当時は、いつでも表には警察官が立っている防衛庁がありとても暗い雰囲気で、道を挟んだ向かい側の雑居ビルには裏カジノ店がいくつも存在していた。

その雑居ビルへ今の店舗ごとそのまま移る形になっていくのだが、一緒にいくはずの「女神様」はココへはいかないというのだ。暫く裏カジノ界からは身を引いてしまうらしい。

確かに裏カジノ界は警察による摘発の恐れは高く、「女神様」が担当しているのはキャッシャーなため、お店のお金を扱うことなので摘発されたときにはオレたちディーラーよりも責任が重たい。

と言うよりも、オーナーとの個人的な関係も深いということで、彼女なりの理由があるのでオレにはどうすることもできないのだ。

残念ではあるが、同じ職場では働けないが女神様とはプライベートで交遊を続けていくことにするしかなさそうだ。。。

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