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【穴】赤坂で素人オーナーが開業した裏カジノ店に勤務

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今回の赤坂での裏カジノ店舗での仕事は、今までのようなディーラー業務がメインではなく、ディーラーたちを仕切り、お店が運営していきやすいように立ち回るのがオレの仕事となる。

カジノディーラーとして場面をこなすことは、目の前のテーブル上だけを考えていれば良かったが、今回は店全体のことを考えながら動かなくてはならない。

いわゆる店長の補佐役になるため、仕事自体のやりがいはあるし、以前から行ってみたいと考えていた。

ディーラー仲間である2つ年上の友人が、良いオーナーを見つけて店長という名目で体を張る。例えば、警察による摘発が行われた場合自分が捕まってもかまわないという意味があるのだ。

コレにはかなりのリスクはあるのだが見返りは大きい。通常、この時代の店長は月に100万円ほどの給料が約束されており、売上げが大きくなれば歩合としてお金となって帰ってくることも珍しくない話だ。

今回オレの立場での給与は月に60万円という微妙な金額。ディーラーやウェイトレスなどの人員的な管理と、メイン業務である場面の管理。ただ、店での立場的には店長の次に大事な立場をもらうことに。。。

この裏カジノ店舗ではバカラテーブルが3台しかなく、大きい場面をする台でもバランスは30万円ほど。規模も小さく従業員も総勢で15名程度。

オーナーは小さな不動産会社を経営しており、自らが「バカラ」が大好きで今までに相当な額をつぎ込んできた人だ。

お客さん側の気持ちがよく分かっている分、カジノ経営側の心理や事情をあまり分かっていないのが困ったところだ。

この当時、こういった自らが「バカラ」にハマったお客さんが経営側にまわることがよくあるのだが、皆が店側になれば儲かると思っているのが当たり前。

この考えは間違ってはいないのだが、細かいことをふまえていくとそんなに簡単ではないことを思い知らされる。このようなオーナーに一から状況を説明をしながら行っていくのはかなり面倒なこと。

この当時の裏カジノ界は殆どの店舗が「どんぶり勘定」で、細かい計算をして経費を出したりはせず、ざっくばらんな感じで経費も使っている。コレを理解させて納得させるには時間がかかりそうだ。。。

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