六本木に裏カジノ店舗をオレの妄想のなかでスタートしているわけだが、いつでも順調に進んでいるわけでもなく、さじ加減の難しいところもあるのだ。
困ってしまうのは資金を使い果たしたお客さんへ貸し出しをするときだろう。
もちろん、あまり知らないような人など、誰にでも貸すことはしないのだが数百万を使っているお客さんには簡単に断れるモノでもない。
今後のことを考えるとこういったVIP要素のある方もいるのでこちらで厳選しながら見極めていくしかない。
問題は限度額を何処までにするのか!?
百万円使ってくれたお客様に百万円を貸すことはよくあるのだが、これはあくまでもVIP客の話。
数回の実績と信用の元で成り立つため誰でもこのレベルでの話はできないのだ。
百万円というお金を貸し出すということは、仮にこの人が勝負に負けて百万円を使い果たした場合、その負けた分を誰かが勝ち上がったときに、店舗としては現金百万円がそのまま出て行くことになる。
負けた百万円が店側に落ちれば、、、貸したお金はお金ではなくチップとしてテーブルに入るだけで現金は出ていかない。店側に落ちるチップとしてならばいくら出しても損害はないが相手がいる勝負事なのでその保証はどこにもない。
ということで、、、現金を貸し出すこととチップとしてだすことには意味が違うことになる。
チップとして出す場合の限度額と現金として出す限度額の設定が、その場面に応じて異なっているため見極めをすることが必須。それに貸し出す相手がVIPだとしても飛ぶ可能性は否定できない。
いくら信用のある方でも、、、やはり最後は取りっぱぐれることになり、もう店舗に来なくなることがよくある話なのだから。。。