オレの妄想の中で裏カジノ店舗のオーナーとして営業が始まっていく。
お客さんを連れてきているのは店舗専属の営業担当とジャンケットに任せ、連れてきてくれたお客さんを接客から初めて実際の場面へと誘導していくのは統括責任者に全て任せていく。
オーナーとしてすることは特にない。
自らでお客さんを持っているオーナーであれば、営業に回りお酒を交えた接待の後に店舗へと誘導していくだろう。ゲームが始まれば空気を読みながら姿を消して売上に繋がることを祈っていく。
現状の裏カジノ店舗では頭を抱える問題点がある。。。
お客さんが幾らかの現金を使ってゲームに負けているときに起きる問題。
これは持ち金がなくなったときにお金を貸してくれということ。
どこの裏カジノ店舗でも馴染みのお客さんならば、その方の身の丈にあった金額はお貸しする。誰でも借りられるわけではないが、信用のある、貸しても負けていってくれるお客さんには躊躇なく貸すことができる。
オレたち裏カジノ界の人間たちはこうした貸したお金のことを「貸し」、「借(しゃく)」「ボタ」などと呼ぶがキッチリと回収できなければ意味がない。
回収できた時点で初めて売上となるわけだから、取りこぼせばただの骨折り損となってしまう。貸したお金から勝ち上がり手出ししたお金を取り戻し、さらにはプラスまで行く場合もあるため判断がむずかしい。
誰にいくら貸してもいいのか!?
使った金額以上を貸す場合もあれば、限度額を決めておきそこまで貸す事もあるので見極めが難しい。人によっては現金を使わずに最初から貸し出したチップで遊ばせるお客さんもいる。
キッチリと回収までが貸し出した人物の責任となるが、時には某組織団体に回収をお願いすることもある。
そういった場合にはもちろん多めの手数料も発生するが、取れないよりはマシなのでお客さんの立場も考えながら行っていくのだ。。。そのついでに可愛らしいウェイトレスの細く綺麗な足をふんだんに見せつけていくのだ。。。