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【穴】高額メカの導入で「ポンコツ」に新たな進歩が

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チップまわしから始まったオレのポンコツは、かなりのレベルまで上がってきた。

チップまわし、組みカードをつくって「ポン替え」、シャッフルでの組みカード、完璧な「ツリ」、これらを組み合わせていくことで様々な場面に対応したポンコツを繰り返していく。

20代はこれだけで相当なお金にもなった。

信頼できるオーナーの元で「タテ」でのポンコツをこなしつつも、たまにだが、自らの銭のためにも「ヨコ」を入れて私腹を肥やしていった。

10年ほどはこれらの手法で様々なお客さんたちを騙しながら行ってきた訳だが、こういったポンコツ知識もお客さん側へとどんどん流れ出し、浸透してポンコツが通用しなくなる人もいた。

ポンコツディーラー上がりの者たちが裏カジノを引退してお客さん側へまわったり、ポンコツディーラーがお客さんと組んで種明かしをしたりと、やりづらくなってきたことは確かだ。

だが、ポンコツ業界もここで止まる事なく進歩していた。

それがメカの技術だろう。

以前からメカの登場はあったのだが手作業でできることも多く、あえて高い費用をかけることは避けていた。だが、メカを使わないと取れないお客さんも増えだした事もあってオレのいた店舗でも使用するようになっていった。

メカ、、、これはカメラを使用してバカラゲームの次回の当たりを導きだす。

メカを使用するには当然ながらカメラが必要で、そのカメラで撮るカードには細工が施されている。

この細工にはいくつかの決まり事を埋め込んでおき、カメラで撮影した後、解析に入りその導きだされた答えをディーラーや「すわり(さくら)」へサインを送り、ターゲットを陥れるために使用するのだ。。。

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