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【穴】”ハメる”ための良いお客さんに仕掛ける「ポンコツ」バカラ

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オレのいる「ポン箱」のオーナーはヤクザ組織と関わりの深い人だが、個人的には魅力を感じている。

オーナーもそうだが側近の人もブランド品で身を固めた方達が多くおり、見た目も怖い感じの人達だがオレには優しくしてくれるので助かる。

あのポンコツバカラなどにも「すわり(さくら)」としてオーナーの店を盛り上げてくれている。

そして、だんだんとオレの身なりもオーナーやこの方達に似てきて普通の人には見られなくなっていた。

あるとき、オーナーの地元で”ハメる”ための良いお客さんがいるということで、オレたちを連れて向かうこととなった。

オーナーの地元では、その良いお客さんを”ハメる”ために居抜きの裏カジノ店舗を借りて、少しのお客さんを入れ場面を整えた準備がされていた。

オレたちが向かった時にはすべての準備が整っており、あとは”ハメる”ための良いお客さんをいつこの店舗に呼び込めるかが重要となる。もちろん「すわり(さくら)」も5名ほど待機しているし、ポンコツをするメインディーラーやオレたちもいつ来ても良いように段取りをつけて待機している。

2、3日は待機が仕事となり、今日は”ハメる”ための良いお客さんが店舗には連れて来れないと連絡があればオレたちは解散となって自由な旅気分になる。

オーナーが予想していた通りに、週末の土曜日に”ハメる”ための良いお客さんが来れるようだということになり、オレは緊張が高まってきた。

いよいよ本日が実行するということと、どれくらいの金額を抜くことができるのかが気になるところだ。

今回のポンコツも組みカードを入れて待機しておき、”ハメる”ための良いお客さんが途中参加でマイナスになるようにスタートがきられていく。

この”ハメる”ための良いお客さんは初回のお買い上げが100万円ということだったので、やはり、ただ者ではない人物のようだ。「バカラ」をするのに100万円を初めに出せる人は賭ける金額も万単位が当たり前で、10、20万円と賭けられる人だと予想がつく。

こうしてポンコツバカラが始まって2回目のシューターでも「ガン付きカード」が投入され、ほぼすべての当たりが分かるゲームが進んでいく。

”ハメる”ための良いお客さんもバカラには相当な額を負けてきているようだが、負けている時には熱くなり賭け金が上がっていくのだ。

一勝負に100万円、150万円と賭け金が伸びてきていおり、2回目のシューターが終わる頃には2,000万円の負け額を突破した。

当然キャッシュを持ち歩く訳ではないので店側から貸す形にはなっているのだが、回収がキッチリできなければ何の意味もない。

終わってみれば3,000万円のマイナスで終了となったのだが、この店側が貸した「お金を払うから取りにこい!」というのだ。

ナント、、、愛車と想定される高級車の黒いMercedes-Benzのトランクの中に入っていると言う。。。さすが黒いMercedes-Benzに乗る”ハメる”ための良いお客さん。。。

キッチリとこの時にキャッシュで3,000万円を支払って、決して笑うことはないがそんなに怒ることなく帰っていったのだ。。。

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