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【穴】修羅場から一転。ヤクザオーナーの元で「タテのポンコツ」を学ぶ

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オレ達が行っていたポンコツは「ヨコ」であったこともあり、本来のポンコツである「タテ」のポンコツ知識をあまり分かっておらず、自らの肥のために入れた「ヨコ」のポンコツで危機を迎えたがなんとか乗り切れる事ができた。

この裏カジノ店舗のオーナーの懐が大きいことによってオレたちを見逃してくれたのだが、オレはこのオーナーに逆らうどころかとても魅力を感じていた。

某ヤクザ組織の関係者ということもあり見た目は怖そうなところも見えるが、中身は大人になった少年のようなヤンチャな心をもち、遊び心満載でオレたちのことも気にかけてくれている。

そしてあの時の「お前、悪い事がしたいんか!?」という言葉には、こっち側へ来いということにもとれる。オレは店内にいるこのオーナーサイドのディーラーと親しくなり、「タテ」の仕事であるポンコツを学んでいくことにした。

ここで新たな知識を身につけたいこともあったが、「タテ」仕事のポンコツはお客さんからの抜けが大きく、店ぐるみで行うためあのような危険な目に会う事がない。

まして、オーナーが某ヤクザ組織の関係者ともなれば、鬼に金棒とも言える武器を手にしたようなものだし。。。

今回の「ヨコ」のポンコツ失敗から得るモノは大きいと言えるのではないだろうか。

本来、「ヨコ」のポンコツでも「ケツモチ」をつけているチームが多く、こういったヤバい時のためにいくらかの契約金で動いてもらっている。

もちろん、オレたちも「ケツモチ」はいるにはいるのだが、大した金額も払っていないため、ヤクザ直径店舗相手には動いてもらえるようなことはないのだ。

今回のこの裏カジノ店舗では、力のあるヤクザ組織がすぐに動くし、相手が他のヤクザ組織であっても退けをとることはないだろう。ポンコツにおいてもオレの知らない技量も多くこの時のオレにはサッパリと分からないため、得るモノがたくさんあるだろう。

ある日、、、閉店間際に少し酒に酔ったお客さんが2人で入ってきて、誰もいないテーブルを開けてバカラゲームが始まった。そこへ、あのオーナーがお客さんを装って入店してきて少し酔っているお客さんの反対側へ座り一緒にゲームを始めた。

そこで場面をまいていたのはオレなのだが、お客さんとオーナーはいつも反対に賭けており対戦モードになっており、勝負はオーナーの方が断然に強いのだ。

これには本当に単純なカラクリがあって、オーナーの座る横には使用してない無数のカードがあり、相手のお客さんがカードを絞っている間にそれより強いカードを探して差し替えていく。

相手が出すカードよりも強ければ勝負は勝ちのため、そこら辺にある強いカードを引っ張りだして取り替えるだけ。お酒に酔っているためこの作業に気がつく事もなく、真剣に勝負で負けていると思っているらしい。

こんな単純な差し替えだけでも、少し酔ったお客さん2人で50万円ほど使っていくのでボロ儲けとなってしまう。ここはあのオーナーの店だし、このお客さん以外に誰にも気を使う事なくポンコツができてしまうのだ。。。

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