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【穴】余裕の無いオレには裏カジノ「ポンコツ」の遂行は難しすぎる

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都内某所の裏カジノ店舗へ進もうとしていたオレなのだが、この時点でのポンコツにおける知識は初歩的なレベル。

最初の店舗では従業員が多すぎるし、思うように場面へ入る事も出来ないし技術もない。

オレたちが考えていたポンコツとは、都内の裏カジノ店舗へ潜入し、仲間をお客さんとして迎え入れ、オレがさばくゲーム場面でカジノテーブルにあるチップを流して、お金にするという赤ちゃんレベルの話なのだ。

ポンコツを行う日には、ディーラーとして場面に入った時にテーブルから100$チップをくすねてポケットへしまい込んでおく。

周りの黒服が見ていない隙に少しづつ1、2枚の100$を重ねて1,000$~1,500$ほど用意して、このチップをトイレで仲間に渡しておく。

更には、ゲーム中に当たりの配当を誤摩化しながら多くつけたり、外れたチップを下げなかったり、200$のチップの両替を装って200$を貰わずに、ただ、テーブルから10$を20枚出したりしながら小銭を稼いでいく。

こんな赤ちゃんレベルのポンコツでも5,000$(50万円)くらいは、ほんの3時間ほどで楽勝に抜けるのだ。

コレを3人ほどのチームで行えば1人あたり15万ほどの収入になる。

とてもではないが毎日は無理なので週に1、2回で行えばいいお金になると考え、実行に移そうと企み都内へと挑んでいくことになった。

現在の裏カジノ界のようなカードに細工を施す必要もなく、この時代ではこれがまかり通っていたのだ。

テーブル頭上にカメラという怖い存在も無いため、人の気配だけを気にしていれば可能になるし、現場を押さえられない限りは証拠も残らない。

だが、、、実際に場面でコレを行うのは簡単ではなかった。

この時のオレのディーラー経験は半年ほどで、根本となるディーラーとしての技量がついてきていないため、場面をさばく事でオレのキャパは越えており、周りを気にする余裕がない。

場面を見ている黒服の視線、場面にいるお客さんの目線、更にはゲームテーブル上での成績は、店側の人間にとっては死活問題なためチェックが厳しい。

コレをうまくポンコツへ結びつけるためには様々な苦労が必要となっていく。。。

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