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【穴】長年プロカジノディーラーとして勤務した裏カジノ界をもうすぐ引退する

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大使館裏カジノ。ここがオレにとってプロのカジノディーラーとして働く、裏カジノ界で最後の店舗になるといっても、やる事はそんなに変わることはない。

オレの仕事と言えば、店内に来たお客さんに挨拶を交わし、軽く話をしながらテーブルへ誘導しながらお金を受け取り、チップをもってゲームが出来るようにしていく。

場面に入るディーラーと、お客さんを繋いだら、少し離れた場所から状況を見守っていく。日によってはディーラーとして場面に入ることもあるし、そのディーラーたちをまわしていくこともある。

その日の調子を、どのように見極めていくのかも仕事の一つ。裏カジノ店舗が、収益を上げるためにはお客さんに負けてもらわなければ成り立つ事はないので、相性や店内の流れを考えながら、導いていかなければならないのだ。

ディーラーとして場面をさばくのは、何も考えず場面だけに神経をつぎ込めば良いので気が楽なのだが、オレにとって店内をまわしていくことは、気が張るし精神的に疲れる仕事である。

これもオレが店舗側から信用されているから任される仕事なため、誰もができる内容ではない。様々な経験を活かしながらこの店舗のためにオレの持っている力を注ぎつつ、残されている新人君や後輩に魅せていく。

この店舗でも24時間体制で営業はしていない。店舗に閉店時間があるというのは働く側にとっては嬉しい限りなのだ。

閉店時間があるということで、その日の最後にはすべてのお客さんが帰り、その日の売上の集計を済ませれば皆が帰宅できる。終わる時間があるので、残りの時間を考えながら戦略もたてられるし、気持ちの面でもあと数時間だと気合いも入れられる。

24時間営業の裏カジノでは、どんな状況でも時間で、くぎり引き継ぎを行うため、その時のお客さんがどうなったのか気になるし、マイナスで引き継いだ時には、申し訳ない気持ちにもなる。

勝っても負けても後に残さない、日替わりで気持ちを改められるのは、昔ながらのカジノっぽくてオレは好きだ。こういった考え方も、15年ほどこの業界にいるから昔の感覚で考えてしまうのだろう。

休憩室に一人でいるときに、、、裏カジノ界で最後の店舗となると、今までの裏カジノ店舗での気持ちや場面が思い出されてなんだか寂しさもでてくる。

あと数日で、この仕事を引退する喜びや寂しさ、これからマレーシア・ペナン島で暮らしていく不安を抱きながらも、プロカジノディーラーとしての残りの実務をこなしていくのだ。。。

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