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【穴】大使館裏カジノはどんな場所に入っているのか?本邦初公開

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オレが勤め始めた「大使館裏カジノ」は、オーナーが居抜きで買い取った物件となり、新たに作り上げた店舗ではない。とある国の大使館で、3フロア分を大使館として使いながら、空いている1フロアを裏カジノ店舗が借りている状態になる。

とは言っても普通の雑居ビルに毛が生えたような大したビルで、何処にでもある小綺麗にいしてるビル内に位置していた。

エレベーターの鍵をONにしなければ、その階へはたどり着くことができないため、更には大使館名義のフロアなため、こちらから案内をしなければ誰もこの店舗へ入ることができない。

店内内部には大使館への通用できる階段も設置されており、鍵がかかっているため入ることできないが本物の大使館所有物件と言えるだろう。

営業が始まる数分間だけは、従業員が出勤するために鍵が解放されているため、オレたちはその時間内に店内へ入りブランドYシャツを着込みネクタイを締めて黒いスーツに袖を通していく。

この店舗のお客様には、飛び込みで来る人は一人もいない。客引きか黒服の誘導でなければこの店内へ入ることもできないのだ。

店舗の外には外を見張る専用の従業員がいるため、万が一飛び込みのお客さんが来ても対応はできているし、オレたちの一番怖い摘発の情報を少し離れた場所から監視をしている。

中にいるオレたちは、お客さんが来なければ仕事にはならないため、他の従業員たちとバカ話や食事、スマホをいじりながらお客様を待つ。六本木ということもあり、深夜まで遊ぶところが多く、多くのVIP客はどこかで酒を飲んだ後にやってくるのだ。

早ければ22時前から、お客様も来るのだが、殆どは日時が変わってからの方が多いため、最初の数時間はのんびりとしていることになる。オレは、この流れにどっぷりと浸かり、今までの一所懸命に働いた12時間労働が「まぼろし」だったのかとさえ感じられていた。

有意義に過ごせる時間もたくさんあったこともあり、オレはいつもスマホを片手に海外移住の記事をネットで読みまくっていた。原発事故があってからというモノいつも日本脱出を真剣に考えていたのだ。

そのためにはオレの家を売却しまとまった資金をつくり、物価の安い治安の安全な国を探す必要に迫られていた。現金収入となる裏カジノでの仕事も大切ではあるが、幼い子供をもつ親として、何ができるのかを考えていたのもこの大使館裏カジノのソファーだった。。。

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