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【穴】裏カジノ店舗にディーラとして復帰で久しぶりに味わう感覚

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今回、オレが新たに勤務する裏カジノ店舗は、つい先日まで名義人社長兼キャッシャー業務を行っていた店舗から、歩いて数分の距離にある雑居ビルの上層階に位置している。

エレベーターから降りるとすぐに裏カジノ店舗の玄関ホールとなっているが、警察による摘発を免れるためにも扉をもう1枚つけ、2重にしてセキリティ強化を施している。

店内は赤い絨毯でカジノらしい雰囲気を作り出してはいるが、内装にはお金をかけずにシンプルにしている。ゲームは「バカラ」のみしかないのだが、オレは少し緊張をしながらこの店舗へと初出勤をしていた。

この店舗ではディーラーとして場面に入り、それ以外の時間はお金を運んだり場面をみている黒服業務や、ウエイター業も行わなければならない。

現役ディーラーとして場面に入ることに臆することはないのだが、ブランクがあり思うように手が動くかが心配になっていたのだ。

遡って(さかのぼって)みると、キャッシャー業務では場面に入らないし、その前の約2年間は、裏カジノ界から離れ中古車輸出業を目指し失敗した。

更にその前では、数年間裏カジノ店舗をまとめることが仕事だったため、ディーラーとして場面に入ることはなかった。

ディーラーとして場面に入るのは5、6年!?いや、もう少しブランクがあるのではないかと考えられる。

お客さんと対面しながらカードをさばくこと、チップを操ること、間違えることなくゲーム進行を行いながら店舗に貢献できるように勝負に勝っていく。コレがディーラーに求められている仕事なのだ。

ブランクがある中、しっかりと場面をさばけるか不安ではあったが、早速この店舗での場面がやってきた。

キャッシャーでカードをもらい、ショーカード、シャッフルが終わり、いよいよゲームが始まっていく。「プレイヤー、バンカー、プレイヤー、バンカー」と4枚のカードを出していく。

何のことはない。。。

手が動作を覚えているし、頭では次に言うディーラーの台詞もしっかりと出てくる。20代で覚えた動作は確実にオレの中に残っている。

「当たり前だな!」

神経をすり減らしながら、ものすごい場面を仕切ってきたオレの体がディーラーを忘れる訳がないのだ。

数千万を賭けている緊張感のある場面や、ヤクザに囲まれ怒鳴られながら場面をさばいてきた経験があるオレには臆すること何もなかった。

今まで裏カジノで培ってきた経験と知識があればビビることはない。これで安心してこの裏カジノ店舗でも十分やっていけるだろう。。。

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