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【穴】六本木交差点の裏カジノでバカラディーラーとしての腕を磨く

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横浜でカジノデビューをしてから、赤坂の裏カジノ店で東京の裏カジノ事情を把握したオレは、この業界は横のつながりが大切だということに気がつき、ディーラー仲間や年上の黒服たちとの交流を深めていった。

何故なら、裏カジノ界では1店舗の寿命が長くて18ヶ月、短ければ1、2ヶ月でクローズするため、長く働きたくても仕事にありつく事が難しい。

長く続けば続くほど警察による摘発の可能性も高くなるし、何より負けていくお客さんが、勝てないから他のカジノ店舗へと移り変わっていく。

友人、知人を頼って他店舗のカジノへ紹介してもらったりしなければ、次に働ける場所がないのだ。

直に知っているカジノオーナーがいれば別だが、まだまだ経験の浅いオレにはそんなツテはなにもない。

赤坂の裏カジノ店で知り合った黒服に「この店もそう長くはもたない!」と言われ、次のカジノ店舗の当てもないオレは、この黒服が次に向かうカジノ店舗へ誘われるまま一緒に向かう事にした。

その場所は赤坂からすぐ近くの六本木。。。

裏カジノ3件目は六本木五丁目交差点のすぐそば、今はもう無くなってしまった「びっくり寿司」、少し場所が変わった「GASPANIC」の目の前の雑居ビル中でディーラーとして向かう。

通常、裏カジノディーラーの制服は、自前の黒いズボンと靴に、店から支給されるシャツとベストを着込んで蝶ネクタイやクロスタイを巻いて業務につくが、ココで指定されたタイは蛍光ピンクのクロスタイ。

茶髪にリーゼントチックな風貌をしていたオレには、まるで「キャバレーの呼び込み兄ちゃん!」のようだと皆から言われて恥ずかしい気持ちでカードをいじくっていた。

だが、そんなオレの時給も2,000円になっており、週1休みの1日10時間働くことでそれなりにお金に余裕も出てきた。

帰り際にはタバコ2箱を無断で持ち帰れるし、飲食にはお金がかからないこのディーラー生活に馴染みすぎていった。

この六本木の店舗は規模が小さくてバカラ台が5台しかおいていない。オレの得意とする「ルーレット」がないので、ディーラー業務的には張り合いがないのだが、「バカラ」ディーラーとしてのスキルが一段と伸びていった。。。

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