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【穴】プロカジノディーラーライトが体験したそれぞれの裏カジノ店

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オレが二十歳を迎えた頃、すでに世の中ではバブル崩壊しており、誰と合っても暗いニュースばかりが飛び交い、周りの大人たちは未来への希望を失い、過去の良かった頃を話す人が多くいた。

オレも己の未来について真剣に考える事よりも、毎月必ず訪れてくる目先の借金に追われており、どういった行動をして良いのかが全く分からずにいた。

仕事を優先することはお金を稼いで借金をなくして、高価な時計やブランド品を欲しいだけ手に入れ、贅沢な暮らしをするために少しでもお金になる仕事を探していた。

そんなときに頭の片隅にはいつも幼いときに見た、ネオンが輝き普通の世界ではないと感じられる「カジノ」の存在があった。

以前から、「カジノ」求人雑誌で従業員募集をしており、最低でもココにいけば月に30万円を稼げるということを知っていたので、最終的にお金になる仕事がなかったらココで働くのだろうと感じていた。

夜の繁華街のなかでもひときわ目立つ輝きを放ち、ラスベガスをイメージさせる大型の看板の前を通り、いよいよ仕事とお金に困ったオレはこの店に面接のために電話をすることになった。

このときオレは、その「カジノ」での仕事内容は大まかに知っていた。

この店内でどのような事が行われているのかも知っていた。

そして、ココで貰える給与額も知っていたため不安や迷いは一切なく、この「カジノ界」への門を潜る事になった。

1994年の4月、当時21歳のオレは頭の片隅にあった、何かに引かれるように「カジノ界」へ導かれていく。

店内では多くの男性従業員、バニーガールの衣装を纏ったウェイトレス、入り口のカウンターには年配の女性、店の表には夏でも黒いジャケットを羽織り、蝶ネクタイをつけた年配の男性が迎えてくれる。

夕方5時にオープンして深夜3時にはクローズをする、日本でも老舗の「アミューズメントカジノ」。

幼い時から何度かは、店の扉が開いているときに見た光景がその時も変わりなく広がっており、オレのカジノ人生が始まっていった。

この店舗では夜9時頃にもなると100名以上のお客さんが集まりだし、バブル崩壊後で淀んだ世の中とは異なり、華やかに賑わいをみせながら万札が飛び交う生き生きした世界が広がっていた。

この時代は裏カジノ界が増えだした時期でもあり、カジノバブルがおき始めていた時期ではないだろうか!? 今、考えてもあの時の活気が溢れているときは少なく、カジノバブルがこれからピークに達する数年前という時だった。

月収で600万円を超える時期を迎えるまで、カジノバブルのピークを過ぎて下火になっていくまでを過ごしてきた、それぞれのカジノ店舗での経験をここに記してみたい。。。

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