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【穴】間一髪、カジノ店での摘発を免れたオレの実話 その2

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オレがいない時間に、勤務していたカジノ店が摘発にあうということは、偶然のことで仕組まれたことではない。

通常、摘発を行う場合には深夜から早朝にかけて一般の人が少ない時間に行われる。裏カジノは夜の時間帯がメインということもあり、日中よりも確実に摘発できるのだ。

この摘発で従業員6名と客4名、ウエイトレス1名が現場にいたということで、現行犯で警察署に連行されていった。

車の中から遠くで見守っていたオレは、何ともいえない気分で眺めているしかなかった。この状況を知らない出勤してくる他の従業員たちを車に乗せ、オーナーと電話をしながら現場の状況を報告していた。

警察がひいていったことを確認し、店内に入ってみると中はグチャグチャに荒らされていた。テーブルやチップ、カードなどの証拠品を運びだされており、その日の売上と両替のための現金が約600万円ほども持っていかれている。

このお金や証拠品たちは当然ながら2度と戻ってくることはない。更には、この店舗での営業はもちろん存続不可能になった。

オレにはパクられた(捕まった)従業員たちを守る仕事が残っている。まずは警察署での取り調べを行われるため、オーナーの指示で弁護士を依頼して万全の体制を整えておく必要がある。

拘留されずに出て来れるヤツを待ち、残った者は拘置所へ運ばれていくため、下着や着替えなどの差し入れを持っていく。

拘留されている者の妻や彼女たちへの配慮をしながら経過を待つしかできないのだ。本来ならばこの現場にオレの姿があってもおかしくはない。

オーナーの指示で「軌道に乗れば現場(店舗)には出るな!」と言われていたが、心配事もあったため夜の時間を避けて昼間の時間帯で勤務していた。

この店舗には名義人社長、名義人店長以外は、みんなオレより年下の者しかおらず、名義人たちは本来の仕事がやってきたというところだが、他の従業員たちには可哀想なことをしたと思っている。

本人たちも重々分かっていることではあるが、実際に自分が摘発にあうということは考えられない事実だろう。

情報が入らなかったために起きた摘発ではあるが、コイツらの面倒をこの先みていくようにオーナーへ働きかけなければならない。

今後、カジノ店舗では働くことは無理ではないが難しいため、本人が納得できるのであればオーナーの経営している居酒屋、キャバクラ、風俗店へいくことになる。。。

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