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【穴】裏カジノ店は常に摘発の危険ととなりあわせ

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オレが1994年にカジノディーラーとしてデビューした裏カジノ店舗では、「急遽、本日はクローズさせていただきます。」という日があったり、「電気工事のため、本日より3日間お休みします。」ということがあった。

当時のオレは事情によりお店を閉めるということに疑問を感じることがなく、ただ店が休みになったということが嬉しく、基本は週に一度しかない休日だったので、この特別な休日を楽しんでいた。

普段の夜は仕事をしているため眠るのはいつも日が昇る頃で、こういった休みの日に暗い深夜のうちに眠れる喜びもあり、ぐっすりと充電をしていたら翌朝のニュースで同じ地域の裏カジノ店が警察によって摘発されていたのを観て驚いた。

オレも先輩に連れられて何度か行ったことがあるカジノ店で、そんなに大きな店構えではなくひっそりとした感じのカジノ店だったが、知っている身近なカジノ店が摘発されることに驚きが隠せなかった。

頭では理解していることなのだが、実際に身近で摘発があったことを知ると、警察による摘発は「現実に起こりえること」なのだと実感できてくる。

オレのいたカジノ店はこの難を逃れてきたが、もしものことがあれば、オレが摘発によって警察に連れて行かれることも十分考えられるということだ。

裏カジノ界とは、いつでも警察による摘発と隣り合わせにあり、明日オレが警察に捕まってもおかしくない状態で日々暮らしている。

現役を引退してマレーシア・ペナン島で暮らす今、よく思い返して考えてみれば、あの時の状態は普通ではない状態で、精神的にも疲れる毎日の環境であったことがよく分かる。

10数年間、このカジノ界で生きてくると、警察による摘発があったカジノ店は数えきれないほどみてきたし、オレが働いていたカジノ店でも偶然ではあるがオレがいないときに摘発にあったことも数回あった。

現在でもカジノ界に現役で働いている友人がいるが、コイツらがいつ、警察によって摘発されてもおかしくはない状態だ。

日本裏カジノ界にとって、警察による摘発は驚異的な存在になっていることは間違いないだろう。

だが実は、コレは表向きの考え方で、日本裏カジノ界すべての店がこのように考えている訳ではないのだ。

日本裏カジノ界にもそれなりの公算があって営業をしている訳で、日々、摘発に怯えながら店舗を開けている訳では無かったりするのだ。

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